PrivateNet版VAddyは、VAddyをローカル環境から利用するためのツールです。
ローカルPC上にある開発環境等では、そのままではVAddyサーバからアクセスできないため、
PrivateNet版VAddyのgo-vaddyツールをローカルPC上から起動しVAddyサーバと接続します。
Linux 用 Windows サブシステム(WSL)を使用するため、 Windowは以下のバージョンである必要があります。
Windows10 バージョン2004以降
Windows11
Windows Server 2019 (バージョン 1709) 以降
以下の手順①~⑧を実行してください。
【手順①~⑧】
①ローカル開発環境のサーバに、FQDNでアクセスできるようにする
通常は、http://localhostまたはIPアドレスで開くのが一般的ですが、これをhttp://example.comのようにFQDNでアクセスできるようにします。これは、実際に取得しているドメインである必要はありません。
これには、hostsファイルを使用します。
以下の場所にhostsという名前のファイルがあります。
C:\Windows\System32\drivers\etc
この場所では編集できないため、別の場所にコピーし、編集後、上書きします。
# localhost name resolution is handled within DNS itself.
192.168.1.222 example.comhostsファイルを上記のように記載することで、設定したPC上に限り、名前解決が可能になります。IPアドレス192.168.1.222やexample.comはサンプルですので、ご利用の環境に応じてご変更ください。
これで、ブラウザから https://example..comにアクセスすると、https://192.168.1.222にアクセスしていることになります。
※今回は、ローカルPCのIPアドレスが192.168.1.222のケース
②bashをインストールする
コマンドプロンプト で
wsl --install
とすると、デフォルトでubuntuがインストールされbashが利用できるようになります
③bash上でjavaをインストールする
bashのインストール完了後、Windows+r でファイル名を指定して実行を開き、bashと入力して、Enterを押しbashを立ち上げます。
sudo apt update
でパッケージを最新化した後、
sudo apt install openjdk-17-jdk
でJava17(OpenJDK)をインストールします。
④ go-vaddyツールをローカルPCダウンロードして解凍
PrivateNet版VAddyの接続ツール go-vaddyをダウンロードして解凍します。
https://github.com/vaddy/go-vaddy/archive/master.zip
⑤configファイル編集
go-vaddy-master\privatenet\conf\vaddy.conf.exampleをコピーして、vaddy.confを作成します。
以下を参考にvaddy.confを環境に合わせて編集します。
【STEP 0】PrivateNet版VAddyツールのインストールと設定 – VAddyサポートサイト
⑥go-vaddyツールをbashで参照できる場所に移動
デフォルトでは、C:\Users\[ユーザ名]以下がbashにマウントされるため、
go-vaddy-masterフォルダをその下に移動します。
⑦bash上でbashのhomeディレクトリ配下にgo-vaddyツールを移動する
⑥で配置したフォルダごと、bashのhomeディレクトリに移動します。
⑧接続確認
bash上でgo-vaddy-master/privatenetに移動し、
./vaddy_privatenet.sh connect
で接続確認。
Connect Status: 0
と出力されれば接続OKです。
対象サーバの登録→クロール→スキャンと進めるために、次の資料をご参照ください。
【STEP 1】スキャン対象サーバーの登録 – VAddyサポートサイト
【STEP 2】クロールの設定と実行 – VAddyサポートサイト
【STEP 3】スキャンの実行・確認 – VAddyサポートサイト