検査対象がhttps(SSL)を使ったサイトの場合、VAddyの検査ではお客様のサーバ(検査対象サーバ)のTLS/SSLバージョンがTLS1.2以上が必要になります。(2025年3月2日以降にTLS1.2以上に限定します)
TLS1.1以下の古いプロトコルのみしか扱えないWebサーバの場合は検査時にVAddyサーバから接続できず検査がエラーとなります。
TLSバージョンの確認方法
検査対象サーバがTLS1.2以上かどうかは次の方法で確認できます。
コマンドを利用した確認(Mac/Linux)
openssl s_client -tls1_2 -connect お客様サーバのFQDN:443
openssl s_client -tls1_3 -connect お客様サーバのFQDN:443
例えば、検査対象がexample.com、ポート番号が443の場合
openssl s_client -tls1_2 -connect exammple.com:443
このコマンドを実行してTLS1.2のアクセスが確認できます。この時、レスポンスにSSL証明書のデータなどが表示されればTLS1.2の接続が可能と判断できます。(TLS接続エラーとなる場合は2,3行のエラーなどが出力されます)
もしTLS1.2の接続でエラーが出る場合は次のコマンドでTLS1.3の接続確認をしてください。
openssl s_client -tls1_3 -connect exammple.com:443
ブラウザを利用した確認(Chrome)
Chromeブラウザを立ち上げ、検査対象のURLにアクセスしてからデベロッパーツールを起動します。
開発者ツール/デベロッパーツールが起動した後は、「Security」というタブを選択します。
その表示の中の「Connection」や「接続」という箇所に、TLS 1.3やTLS1.2という表示があるかをご確認ください。
デベロッパーツールの中にセキュリティタブが出ていない場合は、デベロッパーツールの中の3点リーダーをクリックして、「その他のツール」から「セキュリティ」を選択してください。